木造住宅の耐震補強工事 [建築工事の現場]
まずは補強する範囲の仕上を解体することから工事を始めるのが一般的です。
壁の仕上げを撤去し、補強を行う範囲を露出させます。
▲補強範囲を撤去した壁(露出した筋交いや柱に金物を設置した上で、耐力壁を設置。)
解体が終わると柱や筋交い、耐力壁などを耐震補強のために設置したり、
金物を入れたりして補強を行います。
補強が終われば仕上げ材を施工して工事は終了です。
▲和室の床の間の背面壁に柱と筋交い(斜めの部材)を設置。 この後、耐力壁で壁を塞いだ例。
依頼主(入居者)の方が住まいながらの工事になることが一般的ですので、
補強範囲毎に工事を終わらせながら工事範囲を移動させていくことが多いです。
一般的な住宅の場合、建物の既存強度や工事範囲、工事方法にもよりますが、
工事期間の目安は2~3週間程度かと思われます。(住まいながらの施工なので条件にもよります。)
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