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外壁のモルタル浮き、鉄筋爆裂 応急補修による落下危険性の回避 [外壁調査]

鉄筋コンクリート造の外壁やコンクリート構造物によく見られる劣化
にモルタルの浮きや鉄筋爆裂の変状があります。

モルタルの浮きは放置しておくと、外壁の剥離・落下につながります。
鉄筋爆裂も同じく、鉄筋の発錆に起因する爆裂は膨張するため、
表面のコンクリートをひび割れさせ、モルタルの劣化放置と同じく、
剥離・落下の危険性があります。

これらの補修を行うためには、一般に外壁等の全面的な改修工事と併せて
実施する事が多いのですが、そうなると工事費は安くありません。

そのような場合、劣化発生範囲に限定した応急補修を行う事で、
当面の劣化進行の抑制、劣化部位の落下危険性を回避する考え方があります。

応急補修なので、補修後の見た目はあまり良いものではありませんが、
改修工事を実施するまでの経過措置としては有効な対策と言えます。

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▲落下しそうなモルタル浮き、剥離および鉄筋爆裂を応急補修した例

当社HP https://www.kyushu-techno.co.jp/



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