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赤外線カメラによる熱画像の盲点 [赤外線調査]

赤外線カメラ(赤外線サーモグラフィ)による画像は、テレビでもニュースやその他の番組でも時々出てくることがありますので、知っている人も多いと思います。

ただ、意外と知られていないこととおもいますが、実は赤外線カメラによる熱画像に表示されている温度は、写されている物体の正確な温度を示しているとは限りません。

全ての物体は赤外線を放射しているのですが、その放射率(物体が赤外線を発する量)は物体の種類により異なるため、熱画像に表示されている温度は厳密には実際の温度よりも程度の差はありますが若干低めになったりします。

そのような赤外線の特性を理解したうえで赤外線カメラを取り扱いしないと、調査における誤診につながることがあるため注意が必要です。当然ですが当社にて赤外線カメラを使った調査を実施する際はそのことには気をつけています。

 

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▲赤外線カメラによる建物外壁の熱画像写真(高温域に異常が疑われる)

当社HP https://www.kyushu-techno.co.jp/


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