地盤が弱いと分かったら? 地盤改良や杭工事を行います。 [建築工事の現場]
建物を建てる際、一般的にはまず基礎工事を行いますが、いくら頑丈な基礎を作っても、基礎を支える地盤が弱かったら建物は沈んだり、傾いたりする懸念があります。
着工前の地盤調査の結果で、”地盤が弱い”という判定になってしまったら、一般的には①地盤を強くする(地盤改良)、もしくは②基礎の下に杭を打ち込む、などの方法により対策を行うことが必要になってきます。 予想外の痛い出費になってしまうことも考えられますが、ここは建物本体にかける予算を削ってでもやっておいたほうが後々安心です。
木造住宅の場合、畑や水田の埋め立て地に地盤調査もせずに建物を建ててしまう例も実際には多くあるようですが、建物の完成後、不同沈下などにより建物が傾いたり損傷したりすると修理するもの大掛かりになってしまいますし、施工業者との間で保証や修繕内容など、トラブルになってしまうのは目に見えています。
埋立て地や、造成地、特に畑や水田、沼地だったような場所は地盤が弱いことがよくあるようですので注意が必要です。
要は”建物の足元はきちんと固めよ”ということでしょうか。足元を固めないと体(建物)は不安定になります。
▲ 地盤改良(柱状改良)工事の様子
▲ 地盤改良(柱状改良※)後の地盤面
※柱状改良とは、土とセメント(系の固化剤)、水を柱状に撹拌し地盤を固める工法です。
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